事例紹介
山口県宇部市 フロントヤード改革モデル事業・BPR
人口
約15万人
課題と背景
会計年度任用職員をはじめ職員不足が顕著となっており、行政サービスの維持が困難となる見込が強まっていた。オンライン申請や総合窓口システムなど、各システムの導入は進めていたものの、宇部市が目指す「行かない窓口」実現のため、全庁的な業務・システムの見直しと施策の決定が必要だった。
課題への打ち手
令和5年~6年度に、窓口に関係する12課の手続きを洗い出すBPRを実施。加えて、行かない窓口実現のため、各支所における課題も調査・把握した。把握できた課題から、有効な施策を洗い出し、フロントヤード改革として全体計画を策定。令和7年度より実装予定。
効果
-
課題の表面化と多角的な視点からの検討
BPRでは、調査シートの記入だけでなく、各課へのヒアリングと現場調査を行ったことで、内部処理等に関わる課題が表面化した。フロントヤード、バックヤードを包括的に見直し、適切なツール・BPOの手法等を検討することができた。また、県内他市と勉強会を開催するなど、課題の共有をしたことで、多角的な視点から検討が進んだ。


